【知らなかった】「マイナンバー通知カード」は5月末で廃止
マイナンバー制度が始まった時に「あなたの番号はこれです」と届いたのが「通知カード」です。
マイナンバーカード取得までの「つなぎ」として「通知カード」を、例えば「運転免許証」と組み合わせて、マイナンバーの証明に使った経験はありませんか?
その「通知カード」が今年の5月末で廃止になるそうです。わたしは全然知らなかったのですけど、本当なんですね。
・たとえば、横浜市のページ↓
廃止以降どうなるか?
通知カード、これからも使う!場合
・住民基本台帳の記載内容と通知カードの内容が一致していれば、引き続き、証明書として使える。←が、引っ越し(住所変更)や結婚(氏名変更)などして不一致になると証明書として使えなくなる。
【実際はどうなるかを想像すると、たとえば、引っ越ししたら運転免許証は書き換えますよね? マイナンバーの提出を求めた機関は、住所変更していない通知カードと変更済みの運転免許証を突き合わせて「不一致」だから書類不備ではねることになる。←今までも同じだけど、はねられてから「チキショー!」と言いながら通知カードの変更ができたが6月以降はできなくなる】
・したがって、現時点で既に不一致が生じている人は、「通知カードの変更手続き」を今月中に役所でしておく必要があります。
もう通知カードは使わない!場合⇒マイナンバー証明書類は2択
コロナ禍で混乱している最中に、廃止を予定どおり行うのは大丈夫なんでしょうか?
政府は「マイナポイント」*2を7月から始めるのに合わせて「通知カード」を廃止してマイナンバーカード取得をすすめる意図があったのかもしれませんが、ただでさえ、特別定額給付金*3(10万円)の関係で、役所の窓口は混雑していると思います。
通知カード廃止は延期が得策ではないでしょうか。
mynumbercard.point.soumu.go.jp
*1:「マイナンバーが必要なのは税関係と銀行口座開くときぐらいだから不要だ」とか様々な考えがあると思います。でも、障害者の場合、成人して障害年金や手当などの手続きをする際などマイナンバーが要求される機会がしばしばあります。それに備えてマイナンバーカードを取得するのは悪くないと思います。また、数少ない本人の身分証明書になる意味も大きいです。
*2:みんなマイナポイント事業が始まることなんて忘れちゃっているよね? 消費税率アップによる消費冷え込みを押さえるのとマイナンバーカード取得を奨励するための事業ですよ。こちらはマイナンバーカード取得が必要。
*3:特別定額給付金をもらうために、マイナンバーカードの取得は必須ではありません。市役所から郵送されてくる通知で手続きできます。念のため。