イメージで、感覚過敏を想像する手がかり
感覚過敏は当事者じゃないとわからないものですが、上の記事のように絵やイメージで表現されると、想像する手がかりができますね。
「まぶしい」ではなくて「「画面のむこうから、夜の工事現場の照明が自分に直撃している」感覚……
「チクチク」が「知らない人にずっと首をつかまれている」ような痛み……
感覚過敏は五感全てで過敏かというと(そういう人もいるが)、視覚が特に敏感だったり、触覚が過敏であったり、そこにもでこぼこがあるのですね。
たとえば漢字帳、英語ノートなど線が入ったノートが苦手で、学生のころは基本的に無地の自由帳を使用していました。蛍光ペンでラインを引いた文字、パソコンやスライドの画面にも苦手を感じています。
白い紙の色がまぶしくて苦手だ、という人もいますね。目をつきさす痛みがあるのかもしれません。
うちのカイも、服のタグが苦手で絶対に切ることを要求します。以前は自分で引きちぎっていましたが、最近はハサミを持ってきます。
言葉で表現ができない人であれば、様子から、まず感覚過敏の可能性を考えることが必要だとあらためて思いました。
NPO法人ぷるすあるはの仕事は、デザインがよいなあと前から思っていたのですが、こちらのチアキさんが描かれていたのですね。チアキさんはこの記事で感覚過敏を持つ当事者として取材を受けてらっしゃいます。私は、チアキさんの絵が好きだったんだなあ!というのがうれしい発見。
このダウンロード可能なツール集とか素晴らしいですよね。