ちはやふる第40巻を読んだ
昨日買って読むのを楽しみにしていた。
コミックスは刊行を待っている間に話がどこまで進んだか忘れるから、1巻前から読み直して最新刊を読むのが流儀だ。
第39巻から読んだ。
予想外にも、涙してしまった。再読なのに。あれ? 前に読んだ時に、泣いたっけ? 忘れてしまっただけ? 記憶に無いんだけど。
まずいことに職場の昼休みに読んでいた。僕の机は周りから離れているので、うつむいていれば泣いているとはバレない。
第40巻に入った。あらかじめ誰が名人戦に進むのか、運命は決まっていた。それは、ずっと3人を見守り、応援してきた僕たちにはわかっていることだった。けれども、それは結果でしかなく、主人公たちと周りの人たちが何を思い何をしてどう感じるのか、は今こうしてストーリーに入っていくまでは知らない。
たくさんの驚きがあった。同時に彼が、彼女が、なぜそう言うのか? どうしてそうしたのか? 全てが必然に思えた。長い間一緒にがんばってきた、そういう仲間の一人として、心が震えた。
昼休みが終わる前に、トイレで思い切り顔を洗った。化粧をしていなくてよかったとおもった。