カイパパ通信blog

カイパパ通信blog☆自閉症スペクタクルの方から来ました

自閉症・発達障害

障害のあるひと向けの「DVのわかりやすい説明」by トラ弁ネット

障害のあるひと向けに、わかりやすく書かれたDVについての説明ページを紹介します。 障害特性が理由で、殴られたり、イヤなことをされても「逃げていい」とわからなくて、相手に言われるがまま、その場にとどまってしまうひとがいます。「逃げ出すこと」は子…

「長い休み」が常態化すると

ゴールデンウィークになると毎年このカイパパ通信の過去記事をシェアしてきました。 kaipapa.livedoor.biz 長い休みの間に、家にいて、わが子の様子を体感することで、「異常」の存在に気がつく父親 妻に苦労をかけてきたことに気づき、支援機関に相談に行こ…

イメージで、感覚過敏を想像する手がかり

soar-world.com 感覚過敏は当事者じゃないとわからないものですが、上の記事のように絵やイメージで表現されると、想像する手がかりができますね。「まぶしい」ではなくて「「画面のむこうから、夜の工事現場の照明が自分に直撃している」感覚……「チクチク」…

障害の子をもつ家族支援の障壁となるもののひとつとして

kaipapa.hatenablog.com ↑このカイパパ通信blog記事で問題にした(補正を加えた)ツイートに関して、ツイート主である大久保賢一さんが論文の主張を解説する記事が書かれました。ツイート拡散の影響を放置しないための誠実な対応ですね。ぜひご一読ください…

話題のツイート「親の悲観的思考と自信のなさ」についてカイパパが補正を加えたいこと

Twitterでは文字数の制限があるので、論文の内容要約・紹介はむずかしいです。 特に、要約が衝撃的でキャッチーだったりすると、ものすごい勢いで拡散されていきます。そのツイートの後に、補足ツイートがついていたりするのですが、補足は読まれずにパンチ…

よく調べるとペアレントメンターなどの補助を市町村まで拡大する予算でした!【平成30年度厚労省予算案】

2月1日に書いた記事の続きです。 kaipapa.hatenablog.com この記事で引用した時事通信の記事からは、国が新たに補助を始めると読めたのですが、 「アレ? 待てよ。愛知県では親の会(愛知県自閉症協会・つぼみの会)が県からペアレントメンター*1事業を受託…

国が発達障害当事者や家族同士の交流を応援。そこで思うのが「親の会」の存在意義とは?

www.jiji.com (引用)事業では、発達障害者本人や家族同士のピアサポートの場づくり▽発達障害の子どもを育てた経験を踏まえて相談に乗る親「ペアレントメンター」の養成やその活動支援▽子どもの成長に関する保護者向けの講座実施-などに取り組む自治体を支援…

初めてわが子の自閉症の診断を受けたお父さん、お母さんへ

来週の川崎医療福祉大学での講義の準備をしています。カイの障害がわかった時に、自分が何を考えていたかを思い出すために昔の記事を再読しています。「初めてわが子の自閉症の診断を受けたお父さん、お母さんへ」は、カイパパ通信blog☆自閉症スペクタクルで…

セレブが「わが子は自閉症だ」とカミングアウトしてくれたらいいのに、と思っていた。

昔、発達障害者支援法がまだなかった頃だから、10年以上前の話です。わたしは「どうしたら自閉症をもっと一般の人に知って理解してもらえるか?」を考えていました。今よりずっと切実に。ブログを始めたのも、もっと理解者を増やしたいと思ったことが一番の…

自閉症の人にわかりやすいのはどっち?「壁の対応とドアの対応」

年末年始のお休みは、カイとたくさんお出かけしました。今日は名古屋港水族館へ。寒くなくて、年末年始開館している水族館はありがたいスポットです。小さい時から大みそかに水族館に行くのが毎年の恒例になっていますが、今回はカイのリクエストで1月3日…

川崎医療福祉大学で「自閉症特別講座」の講師をつとめます。

2018年1月15日に、倉敷市にある川崎医療福祉大学の「自閉症特別講座*1」で講師をつとめることになりました。この講座は平成14年度から当時教授をなさっていた佐々木正美先生を中心として開講されたものです。・川崎医療福祉大学:「平成29年度自閉症特別講…

大学新卒の人が最初から「障害者雇用枠」での就職を目指す?

Kaienの「2018年の発達障害支援を予想する」連載、面白いです。 corp.kaien-lab.com 第2話での「大学新卒の人が、最初から「障害者雇用枠」での就職を目指す例が増えている」というお話。実に興味深いです。なぜ増えているかの理由として、親の抵抗感がなく…

発達障害と相性のいい「ダンジョンズ&ドラゴンズ」。自閉症協会のイベントというところもいい。

紙と鉛筆とサイコロを使って進めていくテーブルトークRPG「ダンジョンズ&ドラゴンズ」で遊びながら、発達障害の人たちのコミュニケーション能力を向上させる、カナダのノバスコシア州自閉症協会(Autism Nova Scotia)の取り組みです。 日本語で読める紹介記…