発達障害と相性のいい「ダンジョンズ&ドラゴンズ」。自閉症協会のイベントというところもいい。
紙と鉛筆とサイコロを使って進めていくテーブルトークRPG「ダンジョンズ&ドラゴンズ」で遊びながら、発達障害の人たちのコミュニケーション能力を向上させる、カナダのノバスコシア州自閉症協会(Autism Nova Scotia)の取り組みです。
日本語で読める紹介記事はこちら。
ゲームをしている間は、安全な環境でコミュニケーションやコラボレーションを学べているのです。
テーブルトークRPGのよいところは、
- ゲームのルールが明確
- 選択肢がある
- 話をしないとゲームが進まない(会話がゲームの欠かせない要素)
そして何よりも「楽しい」ことですね! 安心して、好きなゲームを通して、コミュニケーションをとる経験にはぴったりです。
ゲームを始めるときには、みんな静かに落ち着いています。
それは、みんなが大好きなものだからです。
そして、楽しく話しながら、恥ずかしがることなく楽しみ始めます。
自閉症協会が、テーブルトークRPGの会を催すというところもいいですよね。
こちらがAutism Nova Scotiaが募集しているDungeons and Dragons (D&D) Clubのページです(英語)。「グループごとにサポートボランティアがつく」そうです。
実際の活動の様子を参加者がブログにしています。英語ですが、写真から楽しい雰囲気が伝わってきます。これを見ると、集まって友達をつくることが最初の目的で、コミュニケーション能力向上はその効果のような気がしますね。
わたしは「ダンジョンズ&ドラゴンズ」になじみがなかったのですが、大好きな米国のドラマ「ビッグバン★セオリー」の中で、主人公たちがよくゲームを楽しんでいるところを見て知りました。
主人公の一人であるシェルダンは、超IQの高い天才教授ですが、社会性に問題があるアスペルガーのキャラクターとして描かれています(コメディです)。シェルダンが「ダンジョンズ&ドラゴンズ」好きなんですよね。
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愛知でもゲーム会ができるかなあ? まずはわたしが体験するところからですね。